赤ちゃんが風邪をひいた!?病院に行くべき?
子育て中のママには、こういった不安な疑問が多いですよね。
赤ちゃんも風邪をひくと、とても苦しいはずです。
そんなママの心配を少しでも解消する情報をご紹介します。
もくじ
赤ちゃんの風邪の症状
熱・鼻水・鼻づまり・咳・痰が主な症状です。
熱は37.5℃以上の場合を熱がある状態といい、鼻水も黄色だと炎症が起きている状態で透明だと風邪初期となります。
咳はその鼻水が喉に達した場合、痰がからんで咳が出ます。
赤ちゃんには大人と違って痰を出せません。
ですので、痰が切れなくて咳が長引く可能性もあります。
赤ちゃんの風邪の原因と経過
「ウイルス」と「細菌」の2種類があり、ほとんどウイルスが原因です。
風邪の経過は
1. ウイルスが口や鼻から入る
2. 身体の中でウイルスが増える
3. 脳が熱を上げる(情報を伝える)
4. ブルブル震えて熱を出す
5. 熱が上がりきる(だるい・食欲が無くなる)
6. 熱がさがる
7. 鼻水、咳がだんだん治る
8. 完治
という経過を辿ります。
風邪が長引く原因
風邪には「ウイルス性」と「細菌」がありますが、長引く原因はこの「細菌」によるものだと考えられます。
長引く場合はかかりつけの小児科に連れて行ってあげて下さい。
目安は4週間です。
4週間以上続く風邪の症状は「細菌」によるものですので、そのままにしておくと扁桃腺、中耳炎、肺炎、髄膜炎になる可能性があります。
尚、咳が長引く時は注意が必要ですのでかかりつけ医に相談してみましょう。
翌日受診するかの判断
必ず夜になると熱を出すのが赤ちゃんの特徴で、救急病院には沢山の赤ちゃんが順番待ちをしています。
救急にかかっても病院には沢山のウイルスにかかった人が集まっていますので、具合の悪い赤ちゃんを連れていくのにはリスクを伴います。
ですので自宅で待機して、翌日の朝早くに受診しても良い例を挙げてみます。
1. 熱のみ
咳、鼻水、痰などの症状が無い場合、少し涼しい服装をして室内が暖か過ぎないかをチェックします。
熱のみの場合でミルクや母乳を飲めるようなら、様子を見ながら次の日の朝、受診しましょう。
2. 鼻水と咳と痰のみ
この場合も、次の日に受診しましょう。
この2つ意外の場合で赤ちゃんがぐったりしていたり、食欲が無い場合は救急か小児科に連れて行きましょう。
赤ちゃんの風邪の対処法
熱が出た場合と咳が出ている場合はお風呂を避ける
脱水症状になりますし、咳は長引きますので、身体を拭くぐらいにしておきましょう。
部屋の換気
部屋の温度23度、湿度60%を目安に設定して、空気の入れ替えを1時間に1回はしましょう。
さらには部屋の掃除は毎日行いましょう。
熱が出たら冷やす
頭、わきの下、太ももの付け根を濡らしたタオルをしっかり絞って、冷やしましょう。
汗が出たら着替えをして、水分をこまめに与えましょう。
貰った熱冷ましの薬は38.5℃以上で使いましょう
38.5℃以上の熱の場合は、かかりつけの小児科で貰った解熱剤を使用しても大丈夫です。
これ以下の体温で使うと、脳に障害が出る可能性がありますので、やめましょう。
熱は薬では早く治らないことを理解しましょう
熱はウイルスをやっつけている証拠ですので、解熱剤を利用しても早くは治りません。
解熱剤はあくまでもその熱を一時期下げて、赤ちゃんが寝やすくしてあげる程度です。
編集後記
赤ちゃんの風邪は長引くと大変ですよね。
そんな時はかかりつけのお医者さんに聞いたりして、予備知識を身につけましょう。
赤ちゃんの免疫を考慮して、新生児〜8ヶ月までの間は出来るだけ外出や人ごみの多い場所、保育園などは避けましょう。