寝返りが出来た!と喜ぶママとパパは多いと思います。
赤ちゃんが成長した証ですよね。
寝返りがまだ出来ない、寝返りは練習出来るのか、そんなママの心配を解消します。
もくじ
寝返りはいつから?
生後5~6ヶ月からです。
たいていの赤ちゃんは首がすわってから出来るようになります。
生後3~4ヶ月で出来る事は身体をねじって、方向転換するぐらいです。
寝返りのしくみ
大人が寝返るしくみと、赤ちゃんが寝返るしくみが違います。
大人は身体全体に筋力がありますので肩や腰、腕で身体を回転させます。
しかし赤ちゃんは背中をエビ反りさせて足を交互に動かして寝返りしますので、首がすわっていないと窒息してしまいます。
寝返りしない子
寝返りをしない子はまだ十分な首すわりが出来ていないか、もしくは寝返りが嫌いな子かもしれません。
寝返りをしないままハイハイになる子や、寝返りはしないけどつかまり立ちする子など、5~6ヶ月を過ぎてくるといろんなパターンが出てきますので、寝返りが出来なくても心配ないでしょう。
寝返りの練習方法
1. 寝返りの練習する場所を用意する
出来れば固めのマットレスを選びましょう。
なければ、床に赤ちゃんのお昼寝用の敷き布団を敷きましょう。
2. ゴミやほこりを取る
赤ちゃんが寝返った時に口に入る恐れがありますので、予めゴミやホコリを取りましょう。
3. 赤ちゃんがいつも向いている方向に寝かせる
赤ちゃんにもやりやすい向きがありますのでいつもどっちを多く向いているかを確認して、その向きに寝かせてあげましょう。
4. バスタオルで寝返りしやすくしましょう
向きが決まったらその向きに寝返りしやすいようにバスタオルを3回折り畳み、赤ちゃんの向きの反対側の身体の下へサポートとして入れてあげましょう。
5. 足を交差してみましょう
足を交差させて勢いをつけて赤ちゃんは寝返りをします。
ですから向きの反対側の足を交差させて、サポートしましょう。
6. 寝返りをしてうつぶせになった後に腕を動かしましょう
寝返りをしたら腕が下敷きになっているケースが多いのでその腕を動かしてあげましょう。
寝返りの注意点
無理に寝返りの練習はしない
赤ちゃんも機嫌が悪い時がありますよね。
そんな時は、無理に寝返りの練習をしない方がベストです。
寝返りが嫌いな子もいますので、見極めが必要です。
サポート時に腕や足を引っ張らない
赤ちゃんの関節はとても柔らかく未熟です。
その腕や足を引っぱると肩や腕、足の関節が外れてしまう恐れがありますので、注意が必要です。
お父さんが行う時にも、伝えましょう。
頭や首を変な方向に動かさない
頭や首を反対方向へ動かすと危険です。
練習中はあまり変な方向へ動かすのは控えましょう。
目を離さないように注意しましょう
赤ちゃんが寝返るとうつぶせ状態になります。
そのままにしておくと窒息の可能性がありますので、苦しそうにしていたらすぐに仰向けにしてあげましょう。
寝返りはしない子もいる
寝返りは成長段階で出来なくても構いません。
ハイハイやつかまり立ちなど、違う行動になる場合や全く寝返りしないまま歩行器に乗り始めて、歩く子もいます。
もし、寝返りをしなくても心配はしないで良いでしょう。
編集後記
赤ちゃんが寝返りをすると嬉しいですよね。
泣いてばかりだった生後1ヶ月~5ヶ月間の苦労があるからこそ、そういった感情になります。
赤ちゃんが自力で動くという行動に感動する反面、周囲の赤ちゃんとの比較をして心配になるのも当然ですが、赤ちゃんにも性格があります。
そして、単に寝返りが嫌いなのかもしれませんので、あまり心配せず見守りましょう。