妊娠は女性なら必ずできると思っている方は多いのではないでしょうか?
しかし妊娠する事は、宝くじの一等に当選するくらい難しい事なのです。
そして、妊娠する為にはまず、自分の体の事を理解した上で妊活に取り組むのが大切です。
子作りするタイミングを見直そう!
子作りする上で、まず理解しておきたい事は、妊娠する事ができるのは月に一回だけという事です。
そして、卵子と精子の受精活動の時間を理解しておかなければなりません。
卵子の寿命は約24時間と言われていますが、実際卵子は排卵されてから受精活動ができるのはたったの6時間程しかありません。
そして精子の寿命は60時間程と言われていますが、こちらも36時間程しか動く事ができないのです。
そして精子は射精してから6時間は経たないと受精活動ができません。これを踏まえた上で子作りをするタイミングが見えてくると思います。
排卵日の前には子作りをしておく必要があると言う事です。
基礎体温をつけよう!
基礎体温をつける事で体をコントロールしている女性ホルモンの動きを理解する事ができるようになります。
基礎体温をつけていくと分かってくると思うのですが、低温期が続き温度が更に下がる時があり、ここが排卵日と言われています。
排卵が終わった後は高温期が続きます。
毎朝体温をつけると同時に体調の変化もメモしておくと、排卵日の時はこういった症状が出るというのが分かってくるようになります。
この後高温期が続けば妊娠している可能性が高く、体温が下がってしまうと生理が始まってしまう可能性があると言えます。
まずは基礎体温をつけてみて自分の体のリズムを理解する事から始めてみて下さい。
食事を見直し、亜鉛を上手に取り入れよう!
妊娠する上で大切なのが、体の健康管理です。
ジャンクフードや外食、お菓子等食べ過ぎてませんか?
無理なダイエットはしていませんか?
妊活する上で体は健康でなければ、質の良い卵子はできません。
三食バランスよく食べお菓子やジュース等を取り過ぎないようにしましょう。
そして、妊活するにあたってとても必要と言われている栄養素は、亜鉛です。
亜鉛を男性が取る事で精子の量が増え、精子が活発に動くようになると言われています。
また、男性だけでなく、女性にも良い効果を与えてくれます。
亜鉛を摂取することによって女性ホルモンが活発に働き、子宮内膜が厚く成長してくれます。
子宮内膜が薄いと受精卵が上手く着床する事ができず、着床できなければそれは流れてしまうため、亜鉛で丈夫な子宮内膜を維持しましょう。
亜鉛は卵子を作る上でも必要な成分で、不足すると質の悪い卵子が出来てしまったり、ひどいときは排卵されない事も・・・。
亜鉛を取る事でこれが改善されますので、妊娠する確率がグンと上がるというわけです。
おりものをチェックしよう!
女性なら誰しも必ずあるおりものですが、このおりものでも排卵日がいつかというのを見分ける事ができます。
おりものの役割は自浄作用と精子が卵子と受精するためのサポートです。
おりものは生理直後は量も少なく、サラっとして粘り気がありません。
排卵日に近づくにつれて、おりものの量が少しずつ増えてきます。
そして排卵直前はおりものの量がもっとも増え卵白のようにどろっとしており指でつまむとネバネバと伸びるのが特徴です。7〜10㎝はのび、水には溶けません。
そのあと量が減り始め、生理前になるとまた少しずつ増えてきます。
このおりものをチェックしていると排卵がいつあっているのか見極める事ができるようになってきます。
冷え性を改善する
妊活するにあたって、冷え性は天敵と言われています。
冷え性と言う事は体の血行が悪い状態。
血行が悪ければ必要な場所にホルモンが行き渡らず結果妊娠しにくい体質になってしまうのです。
また子宮内膜が厚くなる事が出来ず、受精卵が着床しずらい環境になってしまいます。
受精卵は着床する事ができなければ、流れてしまい妊娠する事はできません。
冷え性を改善するには食事療法で体の中から温めてあげるのも効果が期待できます。
例えば、生姜は体の芯から温めてくれますのでオススメです。
またお風呂でゆっくり湯船に浸かったり、有酸素運動をしてあげるのも効果があります。
編集後記
妊活する上で必要な事は沢山あります。
ネットを見ればキリがないくらい色んな事が書いてあり、試してみては生理が始まり落ち込んでしまう日々を過ごしている方も多いと思います。
しかし、結婚して旦那様と一緒になれただけでも素敵な事だと思います。
2人で楽しい時間を過ごし新しいメンバーを増やしてみる⁈位の軽い気持ちで妊活されてみて下さい。
子供が出来たら2人の生活は戻ってきません。
今のうちに楽しい時間を過ごしてリラックスした気持ちで妊活される事が1番大切だと思います。