左利きの場合、普段生活する中で不便な事が出てきますよね。
子供が左利きの場合はどうしたらいいのでしょうか。
左利きの良い所やデメリットを考えてみましょう。
そして、左利きの直し方についてご紹介します。
左利きはいつ決まる?
1歳半ごろから兆候がみられて、3歳で決まります。
原因は遺伝だと言われています。
日本での教育上、昔から左利きの人を右利きにしようとする文化でした。
しかしながら最近では左利き用のはさみや左利き用の包丁など便利になってきた関係があり、そのまま左利きでも不便は無くなってきています。
左利きだとどうなる?
右利きの子供は左脳の働きが80%で論理的に考え、言語能力は左脳にあります。
左利きの子供は右脳の働き50%・左脳の働き50%で言語能力は右脳にあり、両方使うものと考えます。
読む・書く・話す・計算するという脳は左脳にあり、日本の教育は左脳式です。
今後こういった能力を発揮する場面で違いが生まれてきます。
例えば、左利きの子供は直感や感覚が優れており、早くから音楽や絵の才能がみられます。
出来れば両方をバランスよく使うのが良いとされており、ピアノを習わせると両方の脳が鍛えられて頭が良くなると言われているのはそういった事からです。
両方をバランス良く使う事で右脳か左脳どちらかが萎縮する事無く、昔から顔相で言われる「バランスの整った顔は聡明である」という判断となります。
偏った脳は顔をも変形させてしまいます。
左利きは直すべき?
答えは直すのではなく、両利きを心掛けましょう。
成長する課程での右利きも左利きも違いは無く、どちらに能力が寄っているかです。
それは右利きの子供の場合も将来的には右脳も育てなければいけないからです。
右脳と左脳がバランス良く育った所にその真ん中の中枢にある創造力の力が加わり、脳を有効に使う事が出来るからです。
直すにはどうしたらいい?
3歳までに決まるので、練習はイヤイヤ時期が終わる3歳から始めましょう。
嫌がるのであれば少しずつ行い、ストレスを貯めないように注意してください。
右脳と左脳両方の脳を使うもので、子供が楽しんで出来る事が大切です。
・太鼓
・ピアノ
・つみき
・ねんどあそび
どれも両方の手を使うのが特徴ですが、ベストなものはねんどあそびです。
私の故郷では雪が降ります。
この雪を使ってよく遊んだ結果、脳の真ん中の中枢を使う創造力と両方の手をバランスよく使うので、脳全体を使い遊んでいました。
こういった環境が無い場合はねんど遊びをお勧めします。
3歳のお子様に習い事もいいでしょうし、普段の遊び方でも良いでしょう。
しかし、自分で創造して造り上げるという課程を通るのはこのねんどか雪遊びなのです。
最近では小麦ねんどやカラーの紙ねんど、お米のねんどなど、バリエーションが多いので子供と一緒に遊んであげて下さい。
両方の手を使う事で左利きが直り、さらには両利きにもなれます。
編集後記
子供の成長はみんなと同じであって欲しいと願うのは当たり前の事ですよね。
左利きでも右利きでも大丈夫ですが、右利きの子よりも左利きの子供の方が生まれつきラッキーだと考えましょう。
バランス良く脳を使う事が大切なのでもともとバランスよく使える脳をもっているのですから、みんなと違うからと言って不安になる必要はありません^^