多くの小学校で10月~11月上旬に入学試験が行われます。
初めての小学校受験の方はどういった洋服を着ていくべきなのかも多いはず?
今回は小学校受験の服装選びについてお話ししようと思います。
子供の服装
洋服の色選び
基本的には紺かグレーですが、これは白いワイシャツに紺またはグレーの組み合わせは清潔感があり、好印象だからです。
同じ紺やグレーでも色合いはさまざまなので、あまり光沢がないものを選ぶとよいでしょう。
ただし、受験する学校によっては好まれるカラーが違ってきます。
そのため、受験する学校に実際足を運び、学校の雰囲気を確かめておくことも大切です。
男の子の受験服
男の子は半ズボンに白のワイシャツとブレザーが一般的です。
靴下は白で、ベストを着せる方も多いです。
半ズボンの丈は膝が少し見える程度にし、ブレザーの袖は手の甲にかからない長さにします。
ワイシャツは元気な印象を出すためにも半袖がおすすめで、ボタンをして動いても苦しくないか確認しましょう。
ベストは動いたときにシャツが出たり着くずれしても目立ちにくいのでおすすめです。
靴は黒のローファータイプで、上靴が必要な場合は白のバレーシューズが良いでしょう。
女の子の受験服
女の子はスカートまたはキュロットスカートで、ジャンパースカートを選ばれる方も多いです。
中は白のブラウスで、最近は袖付ワンピースやスーツタイプも人気があります。
ジャンパースカートやスカートにした場合は、上にボレロを羽織ります。
スカート丈は膝丈にし、靴下は白で二つ折りがよいでしょう。
女の子の場合、ブラウスの袖に刺繍が入っていたり、ワンポイントで個性を出しても問題ありません。
靴は黒のワンストラップタイプが基本です。
女の子は髪型にも注意し、動いてもだらしなくならないようにしましょう。
服装の注意
受験する学校によって、求められるものは少しずつ違ってきます。
個性を求めるところであれば柄物の服を選んだり、学校のカラーに合わせることが肝心です。
また、子供は着慣れない服を着ると緊張しますし、動きもぎこちなくなったり、着崩れもします。
ですから、受験までに受験で着る服を何度か着せて遊ばせたりしてみてください。
もちろん、家の中だけでなく、外で履く靴も実際に履かせて歩いてみてください。
受験の服は多少の個性も大事ですが、清潔感があり目立たない服装のほうが好まれるケースが多いです。
また、子供らしくある程度の動きやすさも重要になってきます。
ご両親の服装
お母さんの服装
色は基本的に濃紺を選ばれる方が多いです。
形はワンピースにボレロまたはジャケットというスタイルが無難ですが、ワンピースではなく白のブラウスにスカートでも問題ありません。
ただし、お母さんのパンツスーツやビジネススーツは印象を悪くします。
生地はあまり光沢がなく落ち着いた素材がよいですが、一番はしわににならない素材を選ぶことです。
座りじわができるとだらしない印象になり、安っぽく見えます。
ただし、あまり高級すぎるものでも印象を悪くしますので注意が必要です。
また、上品で優しい感じを出すことも大事です。
そして何より、子供服同様、その学校のカラーを大事にした服選びが大切になります。
お父さんの服装
お父さんはダークカラーのスーツで良いですが、シンプルなデザインが良いでしょう。
また、お母さんとのバランスも大事です。
鏡の前で家族みんなで受験の服になって立ってみたとき、服装に一体感がないと印象を悪くします。
編集後記
今回、受験の服装についてお話ししましたが、服装以外にもお子さんのハンカチやティッシュ、髪留め、ママのバッグやスリッパといった小物にまで気を使う必要があります。
受験間近になってあわてるのではなく、早めにリサーチし準備しておくことが大切です。