楽しいマタニティライフを過ごす中で「旅行」に行きたいと思う方も多いと思います。
「温泉は入れる?」「海外旅行は大丈夫?」など妊娠中の旅行についてまとめてみました。
妊娠中の旅行について
妊娠中の旅行はつわりや腹痛などがなく、医師の許可のある正常な状態のときの妊娠初期~中期にかけてを目安に行くのが一般的です。
妊娠初期に関しては旅行に行き流産をしてしまったという例もありますので、不安な方は妊娠16週以降に行くことをお勧めします。
また、後期に入るといつ出産してもおかしくないので避けるようにしましょう。
妊娠中の旅行は最終的には自己判断です。
無理のない計画プランで行きましょう。
また、目的地の産婦人科や緊急病院など万が一の対策をあらかじめしておくようにしましょう。
妊娠中に温泉や岩盤浴はしてもいいの?
妊婦さんが温泉に入ってはいけないということはありません。
温泉に浸かって感染症にかかることもありませんが、脱衣所での感染はないとは言い切れません。
中には妊婦さんお断りの温泉施設もあります。
温泉施設での転倒等の危険性を考えて、清潔にしているところやマタニティプランのある温泉施設への宿泊をお勧めします。
また、岩盤浴はほとんどの妊婦さんが避けています。
うつぶせになり我慢する岩盤浴は妊婦さんには向いていません。
妊娠中に海外旅行は行っても大丈夫?
海外旅行も無理のない程度なら大丈夫です。
しかし、注意する点が多く飛行機の搭乗には医師の診断書が必要です。
また、航空会社で様々なマタニティプランがあるので事前に調べておきましょう。
行先の選び方としてハワイやグアムなどの医療に問題がなく日本語が充実している国がいいと思います。
こちらも万が一のために産婦人科や緊急病院を事前に調べておきましょう。
避けてほしいのが寒い地域や暑い地域、標高の高い場所に行くのはやめておきましょう。
妊婦さんの身体に悪影響な場所に行くのはよくありません。
また、観光するのに時間がたくさん必要だから!と言って無理に動いたり、立ちっぱなしを続けると早産や流産を引き起こしてします可能性があります。
適度に座って休憩するように心がけてください。
旅行の注意や危険性のまとめ
旅行をするにあたって注意しなければならないことや危険性がたくさんあります。
注意点
・温泉で長湯しない
・マタニティ旅行プランを利用する
・こまめに休憩をする
危険性
・転倒
・動きすぎによる早産や流産の危険
・海外で緊急出産をしてしまった場合の高額医療費
海外旅行に行き、最悪の事態に見まわれ現地で出産をしてしまった方の体験談を見ると、日本と違い保険証が使えず保険がきかず高額な医療費がかかったという人がいます。
確かに、日本で作成した保険証は海外では使えないので保険がききません。
海外の医療費は外人には優しくないので、それを踏まえていくようにしましょう。
編集後記
最近は「マタ旅(マタニティ旅行)」と言って妊婦の旅行が流行っているように思います。
もちろん妊婦さんのリフレッシュは必要かもしれません。
しかしながら、危険性がないとは言い切れないのも事実です。
医師に許可を取る際によく言われるのが「行ってもいいけど自己責任、何かあってからでは遅い」ということ。
妊娠中に旅行に行くことを否定するわけではありませんが、お腹の赤ちゃんを守ることを第一に考えて頂ければと思います。