妊娠中でも面白いことでお腹を抱えて笑うことって多いですよね。
でも大笑いするのってお腹に負担がかかるけど大丈夫なの?と不安になる方も多いと思います。
そんな妊娠中の笑いすぎについてまとめてみました。
妊娠中の笑いすぎはよくない?
赤ちゃんはお母さんと同じ思いになるって言いますよね?
「お母さんが悲しければ赤ちゃんも悲しい」
「お母さんが楽しければ赤ちゃんも楽しい」
つまり、笑うこと自体は悪くないんです。
面白い番組を見ていたら存分笑ってください。
きっとお腹の赤ちゃんも笑っていると思います。
しかしながら、笑いすぎた後にお腹が張ってしまうこともあるので、お腹が張ったらすぐに横になりましょう。
そしてお腹の張りによっては笑いすぎがよくない場合もありますので注意が必要です。
ウメテリン処方時は笑いすぎに注意
お腹の張りとは「お腹が引っ張られる感じ」や「キューっとお腹に違和感を感じる」場合のことを言います。
お腹の張りの原因は子宮の収縮にあります。
子宮の収縮は長時間歩いた時や家事や運動をしたときによく起こります。
通常、横になればすぐに収まる張りは大丈夫だとされていますが、中には危険を知らせる張りもあります。
横になっても治まらない、張りと一緒に出血もある場合はすぐに病院へ行きましょう。
また、お腹の張りに対して医師から「ウテメリン」という薬が処方される場合があります。
こういった場合は張りを抑えるためにもお腹に力がかからないように気を付けましょう。
笑いすぎることはもちろん、重いものを持ったりトイレで踏ん張ることはよくありません。
ウテメリンには副作用があり、眠気や吐き気などが起こる場合があり、妊婦さんにとってあまり処方されたくないお薬です。
普段から張りには気を使い、お腹に負担をかけないようにしましょう。
薬の効果を出すためには、運動や長時間動いたり立ったりするのをやめて自宅で安静することが大事です。
また、後期のお腹の張りは陣痛の可能性があるので時間を計り、もしかしたらと思ったらすぐに病院へ連絡しましょう。
私のウテメリン体験談
私は薬ではなく、入院して点滴での投与でした。
毎日二袋(だったかな)の液がぶらさがっていました。
手が震え、眠気がし、ベッドで安静、そんな毎日が続きました。
お腹の赤ちゃんのためとはいえどもずっと同じところにいるのは苦痛でした。
ウテメリンの投与が必要ということはいつ赤ちゃんが生まれてきてもおかしくない、ということで毎日不安でした。
でもいま思えば入院中、夜の診察があったので、普通に出産した方より何枚か多くエコー写真をもらえていたことがちょっとうれしかったことです。
ちなみに私の体験談ではありませんが、笑っている最中に破水をしてしまい大慌て、なんていう方もいらっしゃるので気を付けてください。
編集後記
笑いすぎてしまって心配になるとは思いますが、その後お腹の張りがなければ大丈夫です。
もしお腹の張りが感じられたら、すぐに横になることをおすすめします。
また、もともとウテメリンを処方されていたり、張りを感じたりするときは、笑ってしまうとお腹がさらに張ってしまうことがあるので気を付けましょう。
何か異変を感じたらすぐにかかりつけ医に相談してください。
例えば、葉酸サプリを飲んでいる方はウテメリンと一緒に服用してもOKなのかも確認するようにしてくださいね。