妊娠初期から中期までは適正体重だったのに後期になってからぐんっと体重が増えた人が多いと思います。
後期になるとつわりが終わり、好きなものを好きなだけご飯が食べられるようになり、今までよりもたくさんお腹に入れてしまいがちです。
また、妊娠中は皮下脂肪をためやすい体質になっているので体重が増加しやすくなっています。
そんな妊娠後期に起こる体重の変化についてまとめてみました。
妊娠後期は体重が減る？増える？
妊娠初期から中期にかけてはつわりで食べたものを戻してしまい、体重が増えるどころか少しづつ減ってしまう場合もあります。
しかしながら後期になると悩まされていたつわりも終わり、食べたら食べた分だけ蓄積されていきます。
また、お腹も大きくなるため動きづらくなり、運動不足になることで体重が増加することもあります。
妊娠中の体重増加は自然なことなので、あまり気にしないようにしましょう。
体重の増加は４週間で２ｋｇを目安にするといいと考えられています。
そのため、時には医師から「少し増えすぎかな」と言われる場合もあります。
急激な増加を防ぐために、白米から雑穀米に変えたり、ミネラルを多く含む豆腐や魚を多く食べたりしましょう。
また、お腹に負担のかからない程度に運動をするのもよいでしょう。
体重が増えない原因は？
もともと痩せ型で体重が増えにくい体質の人もいますよね。
体重が増えない原因は体質の可能性や十分な栄養を取っていない可能性があります。
そのまま体重が増えないと、胎児に十分な栄養が行かず低体重児になりやすくなります。
低体重児は知能や運動能力の発達に問題がでたり、将来糖尿病などの病気にかかる可能性が高くなります。
また、早産や流産の危険性も高くなるので十分な体重の増加が必要です。
そうは言ったものの、あまり気にすることはありません。
体重の増加に不安があっても元気な赤ちゃんを産んでいる人は多くいます。
体重が増えなくても良質なたんぱく質をとり、貧血に注意していれば元気な子が生まれて来ると思います。
お母さんが不安がると赤ちゃんまで不安になってしまいます。
できるだけ気を長く持ち、余計なストレスをためないようにしましょう。
私の妊娠後期の体験談
私の場合、妊娠前から約１６ｋｇ体重が増えました。
家族に初めて顔パンパンだね、といわれました・・・
途中切迫早産で安静の時期があったので、それが特に体重に響きました。
普段からあまり運動をしなかったので後悔しています。
さすがに皮下脂肪もついてしまい、今でもお腹がぷにぷにしています。
初期の頃からしっかり体重管理をし、急激な増加をしないようヘルシーな食べ物を食べている人の方が圧倒的に多く、７ｋｇほどしか増えていない人もいました。
妊娠中の体重管理は本当に大切だということを産後にして初めて思いました。
編集後記
妊娠後期の急激な体重増加で医師から注意を受ける方も多く、あまりにも増え過ぎると妊娠高血圧症候群（妊娠中毒症）になってしまったり、赤ちゃんが大きく成長しすぎて帝王切開になったりする場合があります。
日ごろから体重管理をし、急激な体重増加を防ぎましょう。
体重の気にしすぎでストレスを抱えてしまうこともよくありませんので、ほどよくリラックスも心がけてみてくださいね。