幼児(1~6歳)

こんにゃく足の原因や改善方法は?正しい靴の選び方

赤ちゃんの靴
今、足にトラブルを抱えるこどもたちが増えています。

元々こどもの足は大人に比べかかとが小さいために不安定です。
その上、軟骨成分が多く厚い脂肪に包まれており柔らかく、足の痛みにも鈍感です。

一見赤ちゃんの当たり前の特徴が逆にトラブルを引き起こしているのです。
その中でも最近増えているこんにゃく足について調べてみました。

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足のトラブルの元凶!こんにゃく足

まず、こんにゃく足という言葉自体ご存知でしょうか?
イメージ的に柔らかい=柔軟性があって良いことのように思えます。

しかし実は足裏の筋肉が十分に発達せず、指の付け根や土踏まずの周りがコンニャクのように柔らかく、足幅が細くなることなのです。

幅広なはずの足でも手で足の甲を押さえると足幅がかなり細くなる、足幅のサイズがかなり変わってしまうような足…。
捻挫をしにくいという利点もありますが、骨格や姿勢が崩れやすいという欠点にもつながります。

これが外反母趾や内反小趾などのトラブルにつながるのです。

こんにゃく足の原因

子供の足はもともと柔らかく、弱く、そして偏平足(土踏まずがない足)です。
それが成長するにつれて強くなり、6歳ぐらいから土踏まずも形成され、正しく歩くことが出来るようになると健康な足に成長します。

しかし子供の頃に外で遊んでなかった人は足がしっかり形成されていないので、足自体が非常に弱く、変形してしまいます。
また合ってない靴を履き続けると筋肉を育てにくいため、十分に筋肉が鍛えられません。

このことがこんにゃく足の原因となり、さまざまな足のトラブルを引き起こすのです。

こんにゃく足の改善方法は?治し方はある?

こどもに合った靴を選ぶ

こんにゃく足に合う靴を探すのは難しいとされています。
足自体が柔らかいので、自分の足のサイズより大きくても小さくても履けてしまい、足の形が崩れてしまうのです。

やわらかい足は型に流し込む前のケーキのタネのような状態です。
まちがった型に流し込めばそのまま固まってしまうのと同じ。

幼児の間は大人がしっかり次の点をチェックして選びましょう

・つま先で合わせず、かかとで合わせ、ぴったりフィットすること
・指が5本とも伸びていて、つま先にはきつすぎず、ゆとりがあること
・足首までしっかり覆っていること
・つま先が少し上がっていること
・甲の部分にひもやマジックテープがついていて、甲をぴったり支え安定させられること
・足幅があっていること
・靴の底にある程度の厚みがあり、すべらないこと

同じサイズの靴でも、履きにくい、履きやすい、ということがあります。
「足長」「足幅」「足囲」をちゃんと測り、足のサイズにあった正しい靴を選びましょう。

外反母趾の予防によいと言われている「5本指ソックス」もおすすめです。

外で思い切り体を動かす

こんにゃく足で悩むかたにはもちろん生まれつきの足の形が華奢、細いことが原因の場合も多いです。
しかし小さい時に歩く機会が少なかったり、積極的に運動しなかった場合にこんにゃく足になっていることが多いのも確かなのです。

小さい間に地面をしっかり蹴りながら歩いたり走ったりする機会を作りましょう。

アスファルトや室内を歩くばかりでなく、時にはでこぼこの砂利道なども歩いたりできると更に良いですね。
また足指を動かすことも大切ですので、足指じゃんけんなどを遊びの中に取り入れながら鍛えることも効果的です。

特別なことをするのではなく、歩くことを習慣にして健康な足作りをしましょう。

編集後記

こんにゃく足という言葉、今回初めて聞きました。
今回、私は靴の着脱のしやすさだけで選んでいるな、と反省。

子供たちに歩く機会を与えるというより、自分が率先して歩くことを心がけ、子供に促すようにしてみようと思います。

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