赤ちゃんが少し大きると、ママには新しい試練が待っています。
それはズバリ「離乳食」です。
「作った事がないからわからない」「ちゃんと食べてくれるかしら」とママの頭を悩ませます。
私も息子がいますので経験していますが、料理嫌いな私にとっては、はっきり言って大変で面倒なものでした。
とは言え、離乳食は大変でも毎日作らなくてはいけません。
そこで開始する前に、まず離乳食について色々知っておきましょう。
色々知っておくことで、自分なりの工夫やアイディアが生まれてくるものです。
離乳食の開始時期
離乳食の開始は生後5~6ヵ月と言われます。
しかし、実は国によっても時期はバラバラで日本でも昔はもっと遅い時期に開始したそうです。
ですから、必ずしも5~6ヵ月で開始しなければいけないものではありません。
では、開始のタイミングはいつにしたら良いのでしょう。
それはもちろん赤ちゃんのタイミングもありますし、ママのタイミングもあります。
(赤ちゃんのタイミング)
普段、ママやパパがご飯を食べるときはその近くに赤ちゃんがいることが多いと思います。
もし、赤ちゃんが寝ている間に食べてしまうという習慣があれば食事を食べるところを見せるようにしましょう。
そのとき、赤ちゃんの口がモグモグしたり、欲しがったりしたら、それが離乳食を開始するタイミングです。
(ママのタイミング)
育児に疲れきっているのにさらに離乳食の負担がかかると離乳食がさらなるストレスとなります。
気持ちに少し余裕ができ、開始できるだけの知識と必要な道具を揃え、開始する日を決めましょう。
離乳食の進め方
離乳食で一番最初に食べさせるものは「10分粥」です。
(10分粥の作り方)
ご飯3gと水30mlを耐熱容器に入れ、ラップをふわっとかけてレンジで5分加熱します。
そのまま5~10分放置し、裏ごしして軽く混ぜたらできあがりです。
まとめて作った場合はすぐに小分けにして冷凍しましょう。
製氷皿で凍らせたものを冷凍保存用袋に入れて保存すると便利です。
はじめは離乳食用スプーンで2~3口からはじめ、毎日1~2口位ずつ増やしていきます。
1日1回で良いですが、毎日同じ時間帯で食べさせる方が良いです。
午前中機嫌をみて、空腹の時間を選びます。
開始して1週間ころから、野菜ペーストをお粥同様に少量ずつはじめます。
開始2週間目からは、豆腐や白身魚のすりつぶしを開始します。
しかし、口から出してしまい食べてくれないことも多々あります。
この時期はまだ栄養バランスを考えなくてよいので、食べてくれるときに食べてくれるものを食べさせて大丈夫です。
また、この時期は食べる量も少ないので、お粥同様作り置きしたり、大人が食べるものからとりわけると良いです。
例えば、カレーの味をつける前にニンジンやジャガイモを取り分けてつぶして離乳食にします。
この時期、味付けは必要ありません。素材そのままの味で充分です。
食べさせるもの食べさせないもの
(食べさせるもの)
野菜:にんじん・トマト・芋・かぼちゃ・ほうれん草・枝豆・りんご・バナナ など
魚:鯛・カレイ・ひらめ・たら など(刺身の切り身を使うと便利です)
その他:豆腐・うどん・パン など
(食べさせないもの)
肉類・卵・乳製品・油脂・青魚
→7~8ヶ月の離乳食はこちら
→9~11ヶ月の離乳食はこちら
離乳食の注意点
離乳食で注意しなければいけないのはアレルギーです。
離乳食を開始する前は赤ちゃんが何に対してアレルギーを持っているかわかりません。
はじめて食べさせる食材は少量にし、アレルギーがないことを確認してから量を増やしましょう。
編集後記
離乳食開始時期は食べてくれない赤ちゃんも多いです。
しかし、食べてくれない時には一度中止し数日置いて開始するなど、焦らずゆっくりすすめましょう。
ちなみに、私の息子は8カ月から離乳食を開始しました。