妊娠初期(~15週)

妊娠初期に風邪薬を服用しても大丈夫?胎児への影響は?

風邪
妊娠中は免疫力が低下し風邪にかかりやすく、また、普段より治りにくいものです。
そんな妊娠中の風邪についてまとめてみました。

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薬は服用しても大丈夫なの?

誰でも風邪を引けばつらいですよね。しかしながら、むやみに薬を飲んではいけません。

市販の薬は妊婦さんが飲んではいけないものもあります。
飲んでもよいものとだめなものの違いは薬の成分です。

飲んでもよいとされている薬として

・アセトアミノフェン系
・葛根湯入りのもの

などが挙げられます。
アセトアミノフェン系は別名カロナールといい、病院での処方や市販のものもあります。

飲んではいけない薬としては

・抗ヒスタミン、鎮咳剤
・イブプロフェン

などです。
抗ヒスタミンや鎮咳剤は大量に服用すると、赤ちゃんに影響を及ぼす成分が含まれています。
また、イブプロフェンは妊娠32週以降の赤ちゃんの心臓の血管に影響があるため、服用してはいけないとされています。

薬の服用で生じる胎児への影響は?

市販の風邪薬の服用によって生じる胎児への影響は週数によって違います。

妊娠4~7週
この時期は赤ちゃんの中枢神経や心臓、手足などが形成される時期です。
この時期に薬を使用すると奇形児が生まれてしまう可能性があります。

妊娠8~15週
大切な部分の形成が終わっている時期ですがまだ外性器などが形成途中です。
この時期の胎児への影響は口蓋裂や口唇裂、女性外性器の男性化などが考えられます。

妊娠16週以降
妊娠16週以降は薬の服用ができます。
医師の指示に従って服用してください。

筆者は専門家ではないので、詳しくは産婦人科の先生に指示が一番です。
かかりつけのお医者さんに相談して薬の服用をして頂ければと思います。

妊娠中の風邪の対処法は?

できる限り妊娠中は風邪等の病気にかかりたくないものです。
かからないためにも日ごろから対策をするようにしましょう。

<対策方法>
・人ごみをさける
・普段からマスクをつける
・携帯用の消毒ジェルなどを持ち歩く
・外から帰宅したら手洗いうがいをする

基本的なことかもしれませんが、徹底的に対策すれば風邪等の病気になることを防げます。
また、旦那様など家族にも上記のような対策の協力をしてもらうといいと思います。

かからない・持ち込まないことが大事ですね。

それでも、もしかかってしまった場合はかかりつけの産婦人科の先生に相談してみましょう。
飲んでもよい市販の薬を病院側が教えてくれたり、産婦人科から処方してくれたりするので安全です。

編集後記

妊娠中の風邪ほど怖いものはありません。
中には薬自体飲むのはダメという病院もあります。

私の周りでは妊娠中にインフルエンザにかかってしまった人もいました。
薬が飲めず本当に辛そうでした。

やはりできるだけ病気にはかかりたくないですね。
万が一かかってしまった場合はすぐお医者さんに相談してみてください。

自分で解決して不安になってしまうより、専門の方のアドバイスの方が安心でお腹の赤ちゃんを守ることもできますよ。

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