幼児(1~6歳)

卒業時期はいつ?上手な卒乳の仕方・進め方

赤ちゃん
赤ちゃんが離乳食で栄養を取り、母乳を飲まなくなることを母乳を卒業するという意味で「卒乳」といいます。
赤ちゃんが母乳を飲む姿はママにとってはたまらなく愛らしく、赤ちゃんとママにとって幸せな時間ですから卒乳はママにとってもさびしい経験となります。

しかし、それも赤ちゃんの成長の証です。
だからこそ、赤ちゃんとママにとって素敵な卒乳をしたいものです。

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卒業時期はいつ?

卒乳は何歳になったからするというものではありません。

目安は1歳半~2歳頃と言われていますが、あくまで卒乳をするタイミングはママと赤ちゃんの気持ち次第です。
例えば次のようなことをチェックしてみてください。

卒乳する前に次のことをチェック

1. 母乳やミルク以外から十分栄養が取れていますか?
2. ストローやコップを使って飲めますか?
3. 赤ちゃんもママも体調は大丈夫ですか?
4. 気持ちと時間に余裕がありますか?
5. 卒乳の決意はしっかりできていますか?

赤ちゃんが自然に母乳から離れていくことが理想的ですが、ママが仕事に復帰するタイミングや夜の母乳が辛いからという理由で卒乳を決めても問題ありません。

ただ、ママ友が始めたからとか周りの人に言われたからという理由で決めるのではなく、ママにとって赤ちゃんにとって良いタイミングを考えてください。

上手な卒乳の仕方・進め方

1. 卒乳計画を立てましょう。
あらかじめ何日からはじめるのか計画を立て、はじめた日から1週間くらいは大事な予定はいれないようにしましょう。

2. 卒乳することを赤ちゃんにも伝えましょう。
赤ちゃんにとってもある日突然卒乳すると、とても悲しいものです。
数日前から「そろそろおっぱいとさよならしようね」と卒乳することを伝えておきましょう。

3. 卒乳の日が来たらまず朝一番に母乳を心ゆくまで飲ませ、その母乳を最後にしましょう。
はじめのうちは赤ちゃんは母乳が欲しくて泣き出してしまいます。
しかし、どんなに泣いても寝なくても、断固たる決意で母乳は飲ませないようにします。

だいたい3日くらいで赤ちゃんは母乳がなくても慣れてくるものです。
ここで断念してしまうと、次の卒乳はさらに苦労することになります。

何度も赤ちゃんに辛い思いをさせないためにも、卒乳すると決めたらママは強い意志を持って実践してください。

卒乳後の乳房ケア

卒乳すると、母乳は作られるのに赤ちゃんが吸わないため、乳腺炎を起こす場合があります。
ですから、乳腺炎の予防法・対処法を知っておきましょう。

1. 甘いもの・高脂肪食・高カロリー・乳製品は控えましょう。

2. おっぱいをあたためないようにし、お風呂には浸からずシャワーで済ませましょう。

3. 乳腺炎には葛根湯(市販薬)が効くようです。

4. 症状があれば、悪化する前に産婦人科や乳腺外来を受診しましょう。

編集後記

卒乳は赤ちゃんにとってもママにとっても悲しい別れです。
しかし、これは赤ちゃんが成長するために必要なことと割り切って、卒乳の日を決めましょう。

そして、卒乳は安易な気持ちで始めてしまうと失敗に終わり、赤ちゃんは無駄につらい思いをしてしまいます。
ママは強い意志と決意をもって、卒乳を決めましょう。

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