妊娠後期のつわりには胸やけや胃痛があります。
妊娠初期はつわりを感じなかったのに後期になってつわりを感じだす人も多いようです。
また、臨月を過ぎてもつわりに悩まされる人もいます。
そんな後期のつわりについてまとめてみました。
妊娠後期のつわりの原因
後期に入るとさらにお腹が大きくなり、子宮が胃を押し上げます。
そうすると胃を圧迫したり、胃液が食道に逆流して強い酸性の胃液が粘膜を荒らし、胸やけを起こします。
また、同様のことが肺や心臓・腸にも起きているので、少し動いただけで動機や息切れを頻繁に起こし、便秘にもなりやすくなります。
臨月に入ると、つわりに似たような吐き気がするようになったという人もいます。
臨月に起こる吐き気は出産や陣痛の兆候かもしれません。
しかしながら必ずしも出産や陣痛の兆候というわけではないので、その後の経過をよく見ましょう。
妊娠後期のつわりはいつまで続く?
つわりは妊娠6週目から始まり、ピークは9週目頃だといわれています。
もちろん個人差があるので、初期のつわりがなかったり終わりがなかったりと様々です。
初期のつわりが終わり、安定してきた頃にまた後期のつわりがスタートします。
こちらも様々ですが、出産するまでつわりがある人もいれば、後期はつわりがなかったという人もいます。
とあるアンケート調査の結果では、多くの方が妊娠中期につわりがなくなったという人が多いようです。
しかしながら上記で説明したような原因でつわりに似た症状を起こす方もいらっしゃいます。
後期のつわり対策
基本的に後期のつわりは食べ物からくることが多いので、普段の食生活やご飯の食べ方を改善するとつわりが軽減されるかもしれません。
例として
・一度に食べる量を減らし、何回かに分けて食べる
・胃に負担のかかるものは避ける
(脂っこい物・冷たいもの・辛い物・味の濃すぎるもの)
といったことや、一日少量を5食に分けると効果的です。
あまりにもつわりがひどければ、食べることを避けるのも一つの手です。
後期は甘いものが無性に食べたくなる時期なので、食べられるなら摂りすぎない程度に甘いもの食べるのもいいですね。
他にも麺類や酸味のあるもの(グレープフルーツや酢飯)、ヨーグルト、ゼリーなどがスルスル食べることができたという体験談を聞きました。
後期は飲める薬も増えるので、産婦人科の人と相談して処方された胃薬なら飲んでもいいそうです。
ご飯も食べられないくらいひどい場合は薬を使用するのもいいかもしれません。
編集後記
私のつわりは後期がピークでした。
とにかく吐き気と胃のムカムカが止まらず、人生で初めて戻してしまいました。
乳製品もダメ、酸味の強いものもダメ・・・
私はなにを食べればいいの?状態でした。
大好きなラーメンも食べれない・・・唯一食べられたものはアイスや甘いものでした。
「食べ過ぎちゃダメ」と言われているものなのにたくさん食べてしまいました。
アイスはもちろんシュークリーム、ロールケーキなどこの文字を見ただけで吐き気がしてしまう人もいるのでは?と思うものばかり食べていました。
おかげさまで娘は甘いものが大好きな子になりました。
おすすめはできませんが好きなもの、食べられるものを食べるのが一番だと私は思います。